オープンコンシェルジュとは

NPO法人オープンコンシェルジュの活動目的

NPO法人オープンコンシェルジュは、自然環境に関するあらゆる地理空間情報を整理・共有・解析する技術を利用・提供する事業を通じて、自然環境保全およびその持続的管理に寄与することを目的としています。

自然環境保全にむけてFOSS4G等のGISソフトウェアを活用

近年、地球上の各所で自然環境劣化が生じています。自然環境劣化は、そこに生息する生物の多様性喪失を招き、人間社会の存続にも支障をきたすため、重要な問題となっています。自然環境劣化の原因は、人々が、十分な保全の術を持たないためです。地理情報システム(GIS)をはじめとしたジオツール・ジオサービスは、自然環境に関するあらゆる情報を整理・共有・解析する技術として、自然環境を保全する術となり得ます。 自然環境の保全を担う主体の中には、十分な財源を持たないNPO団体や発展途上国政府も多く、こうした主体にとって、従来の地理情報システム(GIS)などの技術は高価で複雑で、導入が困難でした。この問題を解決する技術として期待されているものの一つに、無償かつオープンソースにより開発された GIS(Free and Open Source Software for Geospatial, 以下「FOSS4G」)があります。

オープンソースソフトウェアの優位点は継続性・信頼性・拡張性

商用ソフトウェアには、ビジネスモデル上アルゴリズムの一部をブラックボックスにせざるを得ない欠点がある一方で、オープンソースソフトウェアはそのプログラムソースが公開されていて、継続性と信頼性、また拡張性について商用ソフトよりも優れています。FOSS4Gを軸に、様々なオープンソース系のジオツール・ジオサービスを複合的に活用することで、自然環境保全に関する情報の整理・共有・解析のシステムを、低コストで導入することが可能になります。

オープンコンシェルジュが見つけた10の事実

  • マッピングは地球上の実空間に限らない。
  • ジオ技術は、デジタルと現実をつなぐ架け橋である。
  • 投影法を使わなくても地理空間情報は扱える。
  • 操作ボタンは多いより少ないほうがいい。
  • 不健康より健康がよい。
  • 良質なコミュニケーションは冗長である。
  • これから生まれてくる子どもたちはすべてデジタルネイティブである。
  • デジタルから学ぶことより、自然から学ぶことのほうが多い。
  • その気になればロケットだって打ち上げられる。
  • ヒト、モノ、カネで一番大事なのは「ヒト」である。
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